向福寺 鎌倉 材木座の寺
材木座海岸へ向かうバス通りの道を歩いて行くと、ひっそりと住宅街の中にある向福寺です。
お寺の名前が福に向かうということで、幸福を願う人々の祈りの場所として親しまれています。御朱印は三十三観音の第十五番札所になります。
住所 | 神奈川県鎌倉市材木座3丁目15−13 | |
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電話 | TEL:0467-22-9498 | |
拝観料金 | 拝観料 志納 | |
拝観時間 | 特になし | |
山号・寺号 | 藤沢清浄光寺末 円龍山向福寺 | |
御朱印・本尊 | 鎌倉三十三観音第15番/本尊 阿弥陀三尊(木造南北朝作) | |
宗派 | 時宗 | |
永代供養塔 | 向福寺が永代にわたり供養します。過去の宗派は問いませんが、申し込み後は向福寺の法式にて法要を執り行います。一霊 100万円 二霊 180万円 (同時申し込みの場合) ※葬儀の費用は含まれません | |
交通 | バスは鎌12系統「九品寺循環」→「五所神社」で下車→徒歩1分です。 |
鎌倉向福寺 地図 駐車場
向福寺の周辺地図です。民間の駐車場が近くにあります。
鎌倉向福寺 歴史
鎌倉向福寺は弘安五年(1282年)に、一向宗の開祖である一向俊聖上人によって開山されました。一向俊聖上人は時宗の開祖一遍上人と同じように、踊念仏で不況を行っていましたが、江戸時代に幕府が一向宗と時宗を統合したために、藤沢市の遊行寺の末寺となりました。
本尊は南北朝時代に作られた木造阿弥陀三尊像になります。像には衣文が深く刻み込まれ美しさを現代に伝えています。創建当初にあった伽藍は被災し江戸時代末には本堂と表門が再建されましたが、関東大震災で全壊してしまいました。現在の本堂は昭和5年に再建されたものになります。
向福寺の本堂南側には関東大震災前には「丹下左膳」を執筆した林不忘(長谷川海太郎)が妻の和子と新婚生活を送った場所です。林不忘は結婚翌年、中央公論社の特派員としてヨーロッパ14か国に滞在しましたが、帰国後は材木座に戻り過ごしたそうです。向福寺は小さいながら、ひそやかな幸せを感じさせるお寺で小説家が新婚生活を過ごすのに選んだと言われて納得する佇まいでした。
向福寺 御朱印 鎌倉三十三観音 第十五番札所
向福寺材木座の御朱印ルートは◇鎌倉三十三観十五番札所になります。
向福寺 御朱印 鎌倉三十三観音第十五番札所
向福寺を含む◇三十三観音のルートは
(三十三観音地図はこちら)1.杉本寺 2.宝戒寺 3.安養院 4.長谷寺 5.来迎寺(西御門) 6.瑞泉寺 7.光触寺 8.明王院 9.浄妙寺 10.報国寺 11.延命寺 12.教恩寺 13.別願寺 14.来迎寺(材木座) 15.向福寺 16.九品寺 17.補陀洛寺 18.光明寺 19.蓮乗院 20.千手院 21.成就院 22.極楽寺 23.高徳院 24.寿福寺 25.浄光明寺 26.海蔵寺 27.妙高院 28.建長寺 29.龍峰院 30.明月院 31.浄智寺 32.東慶寺 33.佛日庵