鎌倉寺社めぐり

鎌倉 明月院|あじさい寺の拝観案内と見どころ

最終更新:2026年7月5日|拝観料・拝観時間を2026年時点の情報で再確認し、歴史の記述を修正、見どころを増補しました。

創建は永暦元年(1160)、山内首藤經俊が創建した明月庵が起源。花の寺として名が知られ、季節ごとに彩り豊かな庭園が目を楽しませます。

このページではアジサイ寺として有名な鎌倉明月院の住所、拝観料などの基本情報から見どころまでをご紹介します。まずは明月院の基本データをご覧ください。

明月院の拝観料・拝観時間・住所

鎌倉明月院の基本情報
住所 神奈川県鎌倉市山ノ内189
電話 0467-24-3437
拝観料金 高校生以上:500円
小中学生:300円
障害者:無料(要障害者手帳)*付添1名無料
拝観時間 9:00〜16:00
※あじさいの6月のみ 8:30〜17:00(最終受付16:30)
本堂後庭園 通常非公開。花菖蒲期(6月頃)と紅葉期(12月頃)のみ公開・別途500円
山号・寺号・本尊 福源山 明月院 聖観世音菩薩
宗派 臨済宗建長寺派寺院
札所 鎌倉三十三観音霊場 第30番
POINT [春]ボケ・レンギョウ・カイドウ [夏]ハナショウブ、イワタバコ、ナツツバキ・アジサイ [秋]紅葉 [冬]ロウバイ
交通 ・駐車場は無し ・JR横須賀線、北鎌倉駅下車→徒歩10分

明月院の詳細(境内のようす)

明月院は、鎌倉の要害として連なる小山の外、北鎌倉の山ノ内に位置する。JR横須賀線北鎌倉駅より線路沿いに鎌倉方面へ450m徒歩にて進み、鎌倉街道が線路を横切る手前、小沢をまたぐ橋を越え左に曲がり、沢沿いに200mほど行くと入り口にたどり着く。アジサイの時期は駅から明月院まで行列している。

境内は小沢を挟んで、山間の沢筋に細長く広がり、総門より鎌倉石の参道を進むと山門、そして方丈と称される本堂があり、

開山堂、宝物庫が点在する。また、本堂裏手には、池を挟み、奥に広がる庭園がある。境内全域が国指定史跡となっている。

明月院の歴史

明月院は、平治の乱で戦死した山ノ内首藤俊通の供養のため、子の經俊が創建した明月庵を起源とする臨済宗建長寺派のお寺。開基は上杉憲方、開山は密室守厳(みっしつしゅごん)。

創建100年後の1256年、鎌倉幕府第五代執権 北条時頼がこの地に出家のための最明寺を建立。最明寺は時頼の没後に廃絶しますが、時頼の子で第八代執権の時宗が禅興寺(ぜんこうじ)として再興します。その後1380年頃、鎌倉公方足利氏満の命により関東管領上杉憲方が寺域を拡大し、このとき明月庵は明月院と改められました。禅興寺は室町時代に関東十刹の一位となるほど栄えますが、明治初年に廃寺となり、支院の明月院のみが残って現在に至ります。本尊は聖観世音菩薩。

明月院の見どころ

・本堂奥の座敷に見る「明月をイメージした丸窓(悟りの窓)」と併せて見える奥の庭園。季節によりその色合い風景が変わります。あじさいや紅葉の時期は、この丸窓を撮影する人の列ができるほどの人気スポットです。

・本堂正面に広がる須弥山をかたどる枯山水庭園。

・鎌倉で随一大きい「やぐら」※鎌倉時代独特のお墓、平地の少なかった鎌倉では、山に横穴を掘り作られた。明月院やぐらは壁面に釈迦如来・多宝如来、十六羅漢と伝わる浮き彫りがあることから「羅漢洞」とも呼ばれ、中には開基・上杉憲方の墓と伝わる宝篋印塔が祀られています。

・鎌倉十井の一つ「瓶ノ井(つるべのい)」。昔、水の悪い鎌倉でおいしい水が豊かに出た代表的な井戸で、現在も使用できる現役の井戸です。

・総門を入って左手には、明月院の前身・最明寺を建てた北条時頼の廟所と、宝篋印塔のお墓があります。鎌倉幕府の名執権が静かに眠る一角、お見逃しなく。

・入り口近く、茶々橋で欄干に手をかけ、月を見つめる「うさぎ」。実は明月院では本物のうさぎも飼われていて、山門を出た右手あたりで会えることがあります(天候などにより見られない日もあります)。

・桂橋から望む園内の花や、参道脇の竹林、また、花思い地蔵が抱える四季折々の花。

・北条時頼廟の隣にある茶処「月笑軒」のお茶とお菓子。あじさいや紅葉を眺めたあとの一服にぴったりです。

明月院のあじさい【明月院ブルー】

境内で四季折々に咲く草花が目を楽しませてくれますが、一番有名なのはやはり6月のアジサイですね。境内の約2,500株の大半はヒメアジサイという品種で、その澄んだ青色は「明月院ブルー」と呼ばれています。意外にも植えられたのは戦後のことで、それが手入れを重ねるうちに鎌倉を代表する初夏の風景になりました。

見頃は例年6月上旬〜下旬。この時期だけ拝観時間が8:30〜17:00に延長されますが、開門前から行列ができる人気ぶりなので、朝一番の訪問がおすすめです。あわせて、本堂後庭園がハナショウブ開花期と紅葉期の年2回だけ特別公開されます(別途500円)。

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明月院の御朱印

明月院は鎌倉三十三観音霊場の第30番札所。御朱印は境内の受付でいただけますが、あじさいの時期は大変混み合います(管理人が並んだ6月の金曜日は90分待ちでした)。鎌倉の御朱印めぐりの計画は、こちらのページをどうぞ。

明月院周辺の駐車場

明月院に参拝者用の駐車場はありません。車でお越しの際は、いくつか周辺にコインパーキングがあります(下の地図参照)。ただし、あじさいの時期は周辺道路も大変混雑するため、北鎌倉駅から徒歩10分の電車利用が断然おすすめです。

明月院 よくある質問

Q. 明月院の拝観料はいくらですか?

A. 高校生以上500円、小中学生300円です。障害者手帳をお持ちの方は無料(付添1名も無料)。花菖蒲期と紅葉期のみ公開される本堂後庭園は別途500円です。

Q. 拝観時間は何時からですか?

A. 通常は9時〜16時です。あじさいの6月のみ8時30分〜17時(最終受付16時30分)に延長されます。年によって変わる場合があるので、お出かけ前に公式発表をご確認ください。

Q. あじさいの見頃はいつですか?

A. 例年6月上旬〜下旬です。約2,500株の「明月院ブルー」が見頃を迎え、開門前から行列ができます。朝一番の訪問がおすすめです。詳しくはあじさい寺ランキングもどうぞ。

Q. 駐車場はありますか?

A. 参拝者用の駐車場はありません。北鎌倉駅から徒歩10分ほどなので電車が便利です。車の場合は周辺のコインパーキングを利用してください。

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