鎌倉寺 明月院
創建は永暦元年(1160)、山内首藤經俊が創建した明月庵が起源。花の寺として名が知られ季節ごと彩り豊かな庭園が目を楽しませます。
このページではアジサイ寺として有名な鎌倉明月院の住所、拝観料などの基本情報から見どころまでをご紹介します。まずは明月院の基本データをご覧ください。
住所 | 神奈川県鎌倉市山ノ内189 | |
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電話 | 0467-24-3437 | |
拝観料金 | 大人300円小学生150円(6月は大人500円子ども300円) | |
拝観時間 | 9時~16時 | |
山号・寺号・本尊 | 福源山 明月院 聖観世音菩薩 | |
宗派 | 臨済宗建長寺派寺院 | |
POINT | [春]ボケ・レンギョウ・カイドウ[夏]ハナショウブ、イワタバコ、ナツツバキ・アジサイ[秋]紅葉[冬]ロウバイ | |
交通 | ・駐車場は無し ・JR横須賀線、北鎌倉駅下車→徒歩10分 |
明月院の詳細
明月院は、鎌倉の要害として連なる小山の外、北鎌倉の山ノ内に位置する。JR横須賀線北鎌倉駅より線路沿いに鎌倉方面へ450m徒歩にて進み、鎌倉街道が線路を横切る手前、小沢をまたぐ橋を越え左に曲がり、沢沿いに200mほど行くと入り口にたどり着く。アジサイの時期は駅から明月院まで行列している。
境内は小沢を挟んで、山間の沢筋に細長く広がり、総門より鎌倉石の参道を進むと山門、そして方丈と称される本堂があり、
開山堂、宝物庫が点在する。また、本堂裏手には、池を挟み、奥に広がる庭園がある。境内全域が国指定史跡となっている。
明月院の歴史
明月院は、平治の乱で戦死した山ノ内首藤俊道の供養のため子の經俊が創建した明月庵を起源とする臨済宗建長寺派のお寺。
創建100年後、鎌倉幕府第五代執権 北条時頼がこの地に最明寺を建立、さらに時頼の子時宗により善光寺として再興。その後、関東公方足利氏満の命により管領上杉憲方が寺域を拡大し、室町時代は関東十刹の一位となるが、明治初年に廃寺となり、明月院のみが残る。本尊は聖観世音菩薩。
明月院アジサイとみどころ
〔みどころ〕 ・境内で四季折々に咲く、目を楽しませる草花、春の桜、夏の紫陽花、花菖蒲、秋の紅葉など。一番有名なのは6月のアジサイですね。
・本堂奥の座敷に見る「明月をイメージした丸窓」と併せて見える奥の庭園。季節によりその色合い風景が変わります。
・本堂正面に広がる須弥山をかたどる枯山水庭園。
・鎌倉で随一大きい「やぐら」※鎌倉時代独特のお墓(上杉憲方)、平地の少なかった鎌倉では、山に横穴を掘り作られた。
・鎌倉十井の一つ、昔、水の悪い鎌倉でおいしい水が豊かに出た代表的な井戸、現在も使用できる。
・入り口近く、茶々橋で欄干に手をかけ、月を見つめる「うさぎ」。
・桂橋から望む園内の花や、参道脇の竹林、また、花思い地蔵が抱える四季折々の花。
・園内「月笑庵」のお茶とお菓子。
明月院周辺の駐車場
明月院に車でお越しの際はいくつか周辺に駐車場があります。
上記写真のみ引用元:湘南フォトギャラリー.com(http://shonan-photo-gallery.com)