九品寺 鎌倉 材木座の寺 新田義貞建立
九品寺は、材木座海岸より歩いて徒歩3分、鎌倉三十三観音第十六番札所です。新田義貞が鎌倉に建立した唯一のお寺と言われています。

九品寺の九品とは、9種類の往生を仏様の指で表したものを意味しています。人があの世へ行くときに、阿弥陀如来さまが迎えにきます。その時に、その人の信仰心やどれだけの徳があるかによって、上品、中品、下品、上生、中生、下生この組み合わせを印としてあらわすそうです。
住所 | 鎌倉市材木座5-13-14 | |
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電話 | TEL:0467-22-3404 ご朱印をご希望の方は事前問い合わせ | |
拝観料金 | 拝観料 志納 | |
拝観時間 | 9:00~16:00 | |
山号・寺号 | 内裏山 霊嶽院 九品寺 | |
御朱印・本尊 | 鎌倉三十三観音第16番/本尊 阿弥陀如来立像(市重文) | |
宗派 | 浄土宗 | |
みどころ | 春 ボケ・ナニワイバラ・新田義貞自筆の山号額 | |
交通 | JR鎌倉駅東口6番・7番バス乗り場から九品寺方面行きで「九品寺」下車 |
鎌倉九品寺 地図 駐車場
九品寺の周辺地図です。民間の駐車場が近くにあります。
鎌倉駅から離れているので、材木座のお寺(光明寺、補陀洛寺、蓮乗院、千手院など)を一度に回る、もしくは①九品寺と補陀洛寺、②光明寺と蓮上院と千手院と二日に分けると比較的時間に余裕をもって行動ができます。
鎌倉九品寺 歴史
新田義貞は元弘三年(1333年)鎌倉に攻め入った際に材木座を本陣としました。その後に北条孝高時が討伐されて建武三年(1336年)義貞は北条方の戦死者を弔うために、鎌倉責めの本陣跡地にこの九品寺を建立したのです。
開山は義貞が尊敬していた風航順西を京都より招き、山門の「内裏山」
本堂の「九品寺」それぞれの扁額の文字は新田義貞の直筆と伝えられています。

本尊の阿弥陀如三尊は九本の中の「上品下生」を表していて、最高の往生を庶民にも約束する相と言われています。
九品寺 御朱印 鎌倉三十三観音 第十六番札所
九品寺材木座の御朱印ルートは◇鎌倉三十三観十六番札所になります。一度だけではなく、何度も訪れて「重ね印」を行うこともできます。
九品寺 御朱印 鎌倉三十三観音第十六番札所
九品寺を含む◇三十三観音のルートは
(三十三観音地図はこちら)1.杉本寺 2.宝戒寺 3.安養院 4.長谷寺 5.来迎寺(西御門) 6.瑞泉寺 7.光触寺 8.明王院 9.浄妙寺 10.報国寺 11.延命寺 12.教恩寺 13.別願寺 14.来迎寺(材木座) 15.向福寺 16.九品寺 17.補陀洛寺 18.光明寺 19.蓮乗院 20.千手院 21.成就院 22.極楽寺 23.高徳院 24.寿福寺 25.浄光明寺 26.海蔵寺 27.妙高院 28.建長寺 29.龍峰院 30.明月院 31.浄智寺 32.東慶寺 33.佛日庵