鎌倉寺社めぐり

鎌倉妙法寺

安国論寺より徒歩3分の妙法寺は苔の寺として有名です。日蓮大聖人が松葉谷法難にあった場所でもあります。

妙法寺は鎌倉駅東口より徒歩15分です。

鎌倉妙法寺
山号/宗派 楞厳山/日蓮宗
住所 〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町4-7-4
電話 Tel :0467-22-5813
拝観料金 一般300円 御朱印300円
拝観時間 開門 9:30 閉門 16 : 30
妙法寺の花 4月下旬、5月上旬シャガ、6月上旬アジサイ、7月の蓮
本尊・寺宝 本尊は一塔両尊四師、寺宝は不動明王像、銘木造大黒天立像、細川姫耇絵など
行事 5月5日清正公祭(加藤清正像の祀られる大覚殿で法要後、お守り配布。)/9月12日龍口法難及び松葉谷法難しょうが供養(お味噌を挟んだショウガを炭火で焼き、厄除けショウガを食べて厄払い)
駐車場・アクセス JR鎌倉駅徒歩15分、駐車場なし。鎌倉駅東口より発 バス 逗子・緑ヶ丘入口行き乗車、名越バス停で下車

妙法寺の地図

妙法寺と妙法寺の周辺の寺院、レストランの地図。

赤色の印が妙法寺。妙法寺参拝時におすすめのコースとして、以下を提案します。

◇妙法寺参拝後、歩いて3分の安国論寺安養院本覚寺の4寺コース

妙法寺 みどころ 境内の様子

妙法寺には境内に本堂のほか、大覚殿仁王門法華堂などの建造物や鎌倉市内と海を一望できる場所にある護良親王の墓があります。

安国論寺の左方向に、妙法寺へ向かう道の入り口があります。

2分ほど歩くと総門があります。総門は開いていないので、左の参道を通って参拝します。

妙法寺本堂

妙法寺の本堂は江戸時代の文政年間(1818~1831)に、肥後細川家が幼くして亡くなった娘の菩提を弔うために建立されました。

妙法寺大覚殿

安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将である加藤清正公が祀られる大覚殿。清正自身は日蓮宗を篤く信仰しておりました。

戦国時代武将として常勝だった清正公にあやかるために、5月5日は大覚殿で読経が読まれ、加藤清正公勝守が配布されます。

勝負事を控えている方が祈願すると清正公の力を得ることができるでしょう。

妙法寺 仁王門

妙法寺仁王門は有名な苔の石段の手前にある、朱色の門ですがその下を通行することは現在できません。仁王門越しに見る苔の石段はとても風情があります。真っ赤な仁王像が門の左右で出迎えてくれます。

妙法寺苔の石段

妙法寺の苔の石段です。この上の方に法華堂と、護良親王の墓などがあります。

妙法寺法華堂

妙法寺の法華堂は水戸徳川家の寄進によるものです。本尊は日叡作の厄除祖師があります。

妙法寺松葉ヶ谷御小庵趾

松葉ヶ谷御小庵趾は、法華堂の左手にあります。日蓮聖人が鎌倉における布教伝道の場所とした跡地です。

妙法寺護良親王墓

妙法寺護良親王墓は、急峻な坂にある階段を上った山頂にあります。

墓の左手には鎌倉市内と、海まで一望できる絶景が広がりとても静かで、非常に心洗われるそんな場所です。

妙法寺の歴史

創建は1253年(建長5年)。日蓮が松葉ヶ谷に草庵を開いた時とされています。実質の開山としては、その後、日叡が父である護良親王の菩提を弔うため、そして宗祖日蓮の遺跡を守るために創建したと伝えられています。

日蓮はここで松葉谷法難という事件にあっています。(引用元妙法寺公式FB)

文応元年(1260)7月16日、日蓮大聖人は『立正安国論』を北条時頼に奏進されました。その主張は、極楽浄土への往生を勧める法然念仏宗を批判し、「南無妙法蓮華経」を唱え、法華経を信仰することこそが国土安穏を実現する唯一の方法であるとしました。  同年8月27日夜、日蓮大聖人が住まわれていた松葉谷の小庵が、何者かによって焼き討ちされましたが、命からがら逃げ出すことが出来ました。それには、山中を根城としていた白猿が、大聖人の手をひいて安全な場所まで案内したとも、またその時滋養のある自生する生姜を供養したとも言い伝えられております。その後大聖人は猿畠(現在の逗子市法性寺)へ逃れ、下総国(千葉県南部)へ向かわれました。

毎年9月12日は龍口法難及び松葉谷法難にちなんで、しょうが供養が開催されます。お味噌を挟んだショウガを炭火で焼いて厄除けショウガを食べて厄を払いをし健康を祈念します。

妙法寺御朱印鎌倉

鎌倉妙法寺御朱印は七福神めぐり鎌倉五山鎌倉三十三観音などのルートには入っていません。

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