鎌倉光照寺
一遍上人が鎌倉時代に念仏布教のために鎌倉入りした際、執権北条時宗の武士たちに阻まれ野宿した場所に建立されたと言われる寺。
北鎌倉の入り口、電車できた場合は改札を出るときは右側の方へ降ります。左側の道は円覚寺や明月院へ向かう道なのでお間違えないように。改札を出て右側の道路に出たら、進行方向は右側になります。5分もしないうちに電柱に貼り付けられた光照寺の道案内が進行方向左手にありますので、左の小道を上がってください。
光照寺の住所 アクセス 駐車場 拝観料 拝観時間
北鎌倉駅下車→徒歩5分
山号/宗派 | 西台山 英月院 時宗遊行寺派 |
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住所 | 神奈川県鎌倉市山ノ内827番地 |
電話 | 0467-46-6355 |
拝観料金 | 境内志納(100円~300円)御朱印500円 |
拝観時間 | 9時から17時 |
本尊・寺宝 | 本尊は阿弥陀三尊、木造一遍上人立像、木造薬師如来坐像 |
墓地・供養 | 墓地受付中・通常の供養はもちろんペットの供養も行っています。 |
みどころ | シャクナゲ、萩、レンギョウ、ゆきやなぎ |
駐車場・アクセス | 駐車場檀家さんのみ。北鎌倉駅より徒歩5分 |
光照寺周辺の地図・駐車場
光照寺の周辺の寺院。赤色の印が光照寺。鎌倉駅を右に出て、大きな通りを右側に向かって歩くとすぐ左でに出てきます。
光照寺 みどころ 境内の様子
光照寺のみどころと境内の様子ですが、まずは隠れキリシタンを受け入れてきた伝承を今に伝える山門の欄干にあるクルス紋。
管理人はカトリック教徒です。現代では信教の自由で許されている信仰でも、江戸の当時ではキリスト教徒は許されざる者でした。当時のキリスト教信者がこの光照寺に受け入れられたことは、どれほどの喜びと安ど感だったでしょう。
以下、光照寺の公式サイトより引用
”【信不信を問わず、浄不浄を嫌わず】 人間の善悪、浄濁、智鈍、信疑は、阿弥陀如来の誓いをさまたげることはない、人間の力で往生する(自力本 願)のではなく、南無阿弥陀仏による(他力本願)のです。従い、時宗の僧は相手が他の宗教を信じていようとも全ての人は極楽浄土に生まれ変わる事が決定していると書かれた小さな紙片を差し出します。”
紋の手前右手には、江戸時代より続く「子育て地蔵」があります。
また山門をくぐると、左手に「おしゃぶき」という祠があり、毎月お参りすると子供の咳が止まると言われています。
本堂は安政六年(1859年)に建立され、隠れキリシタンの燭台が2基あります。
光照寺の境内は美しく手入れされて、季節ごとの花が咲いています。
秋に訪問したので、シュウメイギクが咲いていました。
光照寺を訪問した際に、朝から鉛色した空よりポツポツと雨が降っていました。しかし光照寺のある北鎌倉に入ると雲の割れ目から陽が降り注ぎ、
光照寺に到着したときにはお日様が顔を覗かせていて歓迎を受けているように感じました。
光照寺の歴史
光照寺は遊行寺派の時宗の寺です。その創建の年月は不明とされています。開祖は一遍上人です。鎌倉で念仏布教を行おうとした一遍上人が、執権北条時宗の武士により鎌倉入りを阻止された際に野宿した場所に光照寺が建立されたと言われています。
本堂の周辺にたくさんのシャクナゲが植えられているため、通称シャクナゲ寺ともいわれています。
ペット供養も行っているのでペットのお守りもありました。
光照寺の御朱印
光照寺の御朱印は一種類です。
光照寺の御朱印は500円を納めます。