甘縄神明宮 鎌倉最古の神社
鎌倉市最古の神社とされている甘縄神明宮。
長谷駅より5分足らずでたどり着く甘縄神明宮は社殿と境内社として五社明神と秋葉社があります。
まずは甘縄神明宮神社の基本情報をご紹介します
甘縄神明宮神社 拝観料 本尊 行事
甘縄神明宮の本殿はまっすぐに伸びる長い階段を上ったところにあります。
住所 | 神奈川県鎌倉市長谷1ー12ー1 |
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電話 | なし |
拝観料金 | なし |
拝観時間 | 特になし |
祭神 | 天照大御神 |
行事 | 3月26日祈年祭 / 9月7日 例大祭 假屋祭 / 9月14日に近い日曜 例大祭 神幸祭 / 9月14日例大祭 式典 / 11月26日 新嘗祭 |
みどころ | 北条時宗公産湯の井 長い階段を上った先にある社殿近くより見渡す鎌倉の風景 |
駐車場・アクセス | 専用駐車場なし JR長谷駅 徒歩5分/ |
甘縄神明宮の地図
甘縄神明宮の地図です。周辺には有名なお寺が多くあるので順番にめぐることをおすすめします。コースとしては、甘縄神明宮→長谷寺→光則寺→高徳院を順番にめぐるパターンが一番足取りに無駄がなくオススメです。赤い神社マークが甘縄神明宮です。
甘縄神明宮の歴史
鎌倉最古の神社として有名な、甘縄神明宮は和銅三年(710年)に行基が草創し、建立したとされるのは豪族染谷時忠です。山頂に神明宮、麓に神輿山円徳寺を建て、その後名を改めて甘縄神明宮となりました。
源の頼義が結婚した平直方の娘との間に子を授かるよう甘縄神明宮で祈念し、その結果(八幡太郎義家)が生まれました。そのことが縁で源氏との強い結びつきがある神社として信仰を集めています。源頼朝は甘縄神明宮の社殿を修理し、荒垣や鳥居を建設を行いました。頼朝は甘縄神明宮を「伊勢別宮」と深く崇敬していたのです。
「相模風土記」には「神明宮、里俗甘縄明神と唱う」「別当臨済宗甘縄院」とありますが、 明治維新の神仏分離が施行され、別当甘縄院は廃院、神明宮は明治六年村社に列格されました。明治二十年五月、長谷寺の鎮守である五社明神社を合祀し、明治四十年四月神饌幣帛料供進神社に指定されました。 甘縄神明宮の隣には川端康成が過ごした邸宅があります。小説「山の音」は山が社殿を覆うようにしている周囲の自然をモチーフにしたと言われています。
甘縄神明宮のみどころ
社殿がある場所は鎌倉時代初期に活躍した安達盛長という武将の屋敷跡です。石段を降りたところに、北条時宗の祖母松下禅尼が安達氏の出身だったため生まれた伝説によりつくられた「北条時宗公産湯の井」があります。
社殿横の細い石段の先には「秋葉社」が見えます。
閑静な住宅街に突如として現れる甘縄神明宮の鳥居と長い石段
甘縄神明宮の御朱印は八雲神社(大町)で頂く
甘縄神明宮では直接御朱印を頂くことはできません。大分距離が離れてしまいますが、甘縄神明宮の御朱印は大町にある「八雲神社」の社務所で頂けます。
八雲神社の社殿の右側に社務所がありますので、そちらで「甘縄神明宮の御朱印をお願いいたします」と参拝後お伝えしましょう。
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