鎌倉 小動神社
鎌倉市の腰越にある海が見える神社。江ノ電腰越駅より徒歩5分。
海神社、稲荷社、金刀比羅宮、第六天社が境内社としてあるので、一年を通してお祭りが多い神社です。またこの場所で、小説家太宰治が無理心中を図ろうとして、その事件を後日「道化の華」に書いたことも良く知られています。
鎌倉 小動神社 本尊 行事(祭り） 住所
鎌倉小動神社の本尊、行事(祭り）、住所などの情報です。ご神徳は悪災除 国土開発 五穀豊穣となっています。
境内には日露戦争の碑もありました。
| 住所 | 〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越2ｰ9ｰ12 |
|---|---|
| 電話 | 0467-31-4566 |
| 拝観料金 | なし |
| 拝観時間 | 特になし |
| ご利益 | 悪災除 国土開発 五穀豊穣 |
| 祭神 | 健速須佐之男命(7月天王祭の祭神 たけはやすさのおのみこと) 建御名方神(8月諏訪祭の祭神 たけみなかたのかみ) 日本武尊(1月 例大祭の祭神 やまとたけるのみこと) 歳徳神(お正月の神様 としとくじん) |
| 行事 | 1月9日 正午12時金刀比羅宮 例祭 / 1月16日 午前10時 例大祭（湯花神楽祭奉納）社殿内にて・海神社の例祭も同日 / 2月27日 午後3時 稲荷社例祭/ 4月第二土曜日 午後2時 祈年祭 大六天社 / 7月第二日曜日 天王祭（江の島八坂神社との共同大規模祭りで午前11時に海中渡御、午後二時には江の島八坂神社の神輿が龍口寺下から小動神社社頭まで神幸し、腰越五の町のお囃子や山車が迎えに来て大変にぎやかです/ 8月下旬 諏訪祭 /12月第一土曜日午後2時 新嘗祭 |
| 境内社 | 海神社、稲荷社、金刀比羅宮、第六天社 |
| 駐車場・アクセス | 専用駐車場なし 江ノ電腰越駅より 徒歩5分 |
小動神社の地図 周辺駐車場
鎌倉小動神社のアクセス地図です。赤の神社マークが小動神社です。
鎌倉小動神社の歴史
相模風土記によると、弘仁年中（810年～822年）弘法大師が小動山に登った時、老松に神女影向（ようごう＝神様が現れる）があり、それは小動の松と呼ばれるようになりました。
創建は文治年中（1185年）に遡ります。源頼朝に使えていた佐々木盛綱が、源平合戦の際に神恩を求めて近江の八王子宮を勧請すべく、ふさわしい土地を探していたのですが、江の島に参詣したとき小動山に立ち寄り、風もないのに揺れる美しい松とその風光明媚さに感動して創建することになりました。
新田義貞は北条氏討伐のため鎌倉攻めの際、小動神社に戦勝祈願をし、後に報賽として剣一振に黄金を添えて寄進され社殿が新たに再興されたことから、義貞は中興の祖と伝えられています。
明治維新ののち、小動神社と改称し、明治六年十二月、村社に列格。明治四十二年、当所字神戸の鎮守であった諏訪社を合祀し、昭和十三年七月、神饌幣帛料供進神社に昇格。 境内地六百三十坪。 関東大震災時に被害を受けて、本殿は修復、拝殿は新築されています。
小動神社の眼前には江の島から鎌倉へ続く134号線が伸び、そのすぐ先には海が広がります。
小動神社のみどころ パワースポット
入り口を入った左手に鬼子母神が祀られています。
お祭りが多いこともあり、大きな神輿子がありました。
境内にある神宝殿
小動神社拝殿です。
小動神社は見どころが多い神社です。境内はとても広く境内社が4社もあります。
諸願成就の神様、大六天社
大六天社のお祭りは4月の第二土曜日。大六天社から境内を一望すると、境内全体が神社で囲まれていることがわかります。すごいパワースポットです。
小動神社の左手の横並びに金刀比羅（ことひら）宮と稲荷社があります。金刀比羅宮は海神龍王とも称され、航海安全・海難救助を司る神様です。例祭は1月9日。
稲荷社は商売繁盛・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の神様です。例祭は2月27日。
漁業の神、航海の神である海神社（わたつみしんしゃ）、例祭は1月16日です。
小動神社の拝殿前には真っ赤なほっかむりをした狛犬が愛らしく佇んでいます。
小動神社から見える江の島
小動神社の境内に、少し小高いところがあり展望台のようになっています。
この展望台は江戸時代店舗13年ころ幕府の命により相模湾防備を固めるための番所が置かれていたのです。小動の番所で異国からの船を発見した場合通報するための拠点となっていました。ですが、現在は江の島を望む絶景が楽しめるスポットになっています。天気が良ければ、とても美しい夕暮れを楽しめるでしょう。
小動神社以外の神社や寺
鎌倉にある、お寺や神社を一覧でまとめたページと御朱印のまとめページです
