鎌倉梶原御霊神社
鎌倉市の梶原にある神社。小学校が隣接してある、のどかな場所です。
鎌倉坂の下にある御霊神社(権五郎神社)は梶原の御霊神社を分祀したものと伝えられています。
梶原御霊神社 祭神 行事 住所
鎌倉山神社の祭神、行事、住所などの情報です。
住所 | 〒247-0063 神奈川県鎌倉市梶原1-12-27 |
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拝観料金 | なし |
拝観時間 | 特になし |
祭神 | 鎌倉権五郎景政 |
行事 | 9月17日に近い日に例祭(湯立神楽・神輿渡御) |
みどころ | 五輪塔や庚申塔 |
神徳 | 家内安全・諸願成就 |
駐車場・アクセス | 専用駐車場なし 湘南モノレール湘南深沢駅より徒歩3分 |
鎌倉梶原御霊神社の地図
鎌倉梶原御霊神社のアクセス地図です。赤の神社マークが鎌倉梶原御霊神社です。近隣の神社は、少し遠いですが、銭洗弁財天宇賀福神社、葛原岡神社、龍口明神社などあります。
梶原の御霊神社は小学校の横、住宅街の中にありますので特に駐車場はございません。
鎌倉梶原御霊神社の歴史
鎌倉梶原にある御霊神社の創建は建久元年(1190)とされています。祭神の鎌倉権五郎景政を祖とする梶原氏にゆかりが深い寺です。
梶原景時は、石橋山の合戦で源頼朝を助けて信頼を得て、その名を馳せました。桓武平氏で鎌倉市の一族が梶原に居住し梶原氏を称し始めましたが、その子孫こそが景時です。
景時の屋敷は十二所にあったとされていますが、梶原に御堂屋敷と呼ばれる邸宅や、景時の墓との伝承があるやぐらがあるなど景時ゆかりの史跡が多く残されていてそのことから景時は梶原にゆかりが深いとされています。
狛犬は日露戦争の外線記念として奉納されたものです。
梶原景時の墓は崖に彫られた小さなやぐらに4基の五輪塔がありますがそちらが一族の墓と言い伝えられています。しかしながら、実際には景時は鎌倉を追われて京都へ逃げる途中に静岡県で討ち死にしておりますので梶原の墓は彼の非業の死を悼んだ住民が供養のため建てたものと推測されます。
御霊神社の本殿には鎌倉権五郎景政の坐像と景時の木造が安置されています。もとは高座群の葛原ノ宮を分祀したもので平家の祖神とされていましたが、そののち権五郎が祭神となりました。
鎌倉山神社以外のお寺や神社
鎌倉にある、お寺を一覧でまとめたページと御朱印のまとめページです
上記の写真は春の御霊神社。平成最後の写真です。